「JPQR」の普及に向けた取組と、地域型の「情報銀行」への期待

総務省　情報流通行政局　情報通信政策課　調査官 飯倉　主税 氏

本年8月、統一規格に準拠したJPQRを使ったコード決済サービスが、総務省の統一QR「JPQR」普及事業として4県でスタートします。また、総務省では、昨年6月、「情報銀行」の認定のための指針を公表し、同指針に基づき、日本IT連盟では認定をスタートしています。

本講演ではJPQR普及事業の概要や今後の展開についてご説明します。また、キャッシュレス化により利用可能となる決済データを取り扱う、地域型の「情報銀行」への期待について説明させて頂きます。

・経歴
1995年 郵政省入省
2001年 総合通信基盤局電気通信事業部料金サービス課課長補佐
2005年 和歌山県情報政策課長
2008年 情報流通行政局地上放送課
2012年 総務大臣秘書官
2014年  同　総合通信基盤局電気通信事業部消費者行政課電気通信利用者情報政策室長
2015年  同　情報流通行政局放送政策課企画官
2016年  同　情報通信国際戦略局情報通信政策課調査官

■Session-2　14:10‐14:50
パーソナルデータ時代到来！企業は何を準備しなければならないのか？
一歩踏み込んだデータ管理最新動向

TIS株式会社　デジタルトランスフォーメーション企画部　岡部耕一郎氏

お客様自身が属性情報や趣味・嗜好などのパーソナルデータ（個人の情報）を便利に、かつ安全に活用するため、データを活用する側である企業はどのような準備を整えなければならないのか？の最新動向をお伝えします。

■Session-3　14:50‐15:30

ペイメントサービスにおける次世代顧客データマーケティング

株式会社Origami PRコミュニケーションディレクター　古見 幸生 氏

スマホ決済サービスの先駆けである「Origami Pay」。サービスを中心とした株式会社Origamiの事業の現状と今後の方向性について、決済データの利活用により地域や加盟店と共に成長していく戦略について語っていただきます。

■Session-4　15:50‐16:20

「キャッシュレス」 × 「健康増進」 が生み出す新たな顧客体験
一人ひとりの健康の実現に向けたパーソナルデータ活用の可能性

TIS株式会社　デジタルトランスフォーメーション企画部　鈴木　翔一朗氏

「健康」をキーワードとした業種横断データ活用について、スポーツ量販店、ドラッグストア、スポーツジム、病院、など、健康関連加盟店と一緒と共にキャッシュレスにより得られる購買データ・パーソナルデータ・行動データを掛け合わせ、これまでにないキャッシュレス・健康増進体験を創造する新たなデータの利活用やビジネスモデルについてご説明します。

■Session-5　16:20‐17:30  

パネルディスカッション
先進企業が考える「お客様視点」でのこれからの顧客データ利活用・決済

パネラー
株式会社ファミリーマート シニアオフィサー 総合企画部 デジタル戦略部長 植野 大輔 氏
日本ケンタッキー・フライド・チキン株式会社 執行役員 営業戦略本部長（兼）営業戦略統括部長 小山 典孝 氏
株式会社パルコ　執行役　グループデジタル推進室担当　林 直孝 氏

モデレーター
TIS株式会社　デジタルトランスフォーメーション営業企画ユニット シニアエキスパート     秋野 隆 氏

※プログラムは、予告なく変更される可能性がございます。予めご了承ください。

• 受講票
• お名刺